打つ手無し

ここ最近とても運が悪い。

とにかく、何かとツイてない。

ぎっくり腰になったり、お腹に影が見つかったり、
仕事上でも自分が知らないうちに、話がこじれてフォローが大変だったり・・・

今日は大変だった。
仕事中、昼前頃に携帯が鳴った。家の近所の月極駐車場の管理人からだった。
出勤には車を使わないので、普段は月極の駐車場に停めてある。

管「あなたの車の警報機がなっていると、近所の方から連絡があったんですがー」
俺「？　私の車には盗難防止の警報機などは付けてないんですがー」
俺「もしかして、隣の車からでは？？」
確認してくれるとのことで、一旦電話を切った。

またすぐにかかってきた。
管「やはりあなたの車のようです。警報機ではなくて、クラクションが鳴りっぱなしみたいですよ？」
俺「！！！！！！ええーーーー！？？？」
　　・・・なんで？わけらからん。

とりあえず、管理人に連絡してくれた人の連絡先を教えてもらって、電話してみた。
状況を確認したところ、やはり自分の車のクラクションが鳴りっぱなしだったとのこと。
急に鳴り始めて、駐車場の近所では「泥棒が入った」とか「車が盗難にあった」とかの騒ぎになっていたらしい。
誰かが警察に通報して、到着した警官が様子を見ているうちにクラクションは勝手に鳴り止んだと言う。。。
鳴っていたのは約３０分間。
その場にいた警官は「どこか接触不良とかでクラクションが鳴って、バッテリーが上がったから鳴り止んだんでしょう」と言っていたらしい。
一通り謝って、一旦電話を切った。


・・・勝手に鳴って、勝手に鳴り止んだって、、、、どうなってるんだ。。


すぐに駐車場の管理人に電話をかけ、自分の車が原因だったことを説明して謝った。
「警察署と話をして、音も鳴り止んだので一通り落ち着いた」と状況を教えてもらったので、
対応のお礼と謝罪をして、一旦電話を切った。

すぐに警察署に電話をかけ、「駐車場に停めてある、クラクションが鳴りっぱなしの車の持ち主は私です」
と名乗り、担当者に代わってもらって、もう一度状況を確認した。
通報してくれた人の名前と、クラクションが鳴り始めた時刻、鳴り止んだ時刻、現場の状況、
盗難やいたずらではなく故障のようであること、今は鳴り止んで落ち着いていることを教えてもらい、
謝罪して電話を切った。


午後からはできるだけ普通に仕事をした。
音が鳴り止んだとのことだったので、すぐに現場に向かう必要は無いと思ったから。
ただ、気分は最悪だった。イヤでイヤで仕方が無かった。
仕事を早めに切り上げて、自転車で帰宅して（車あるけど通勤は自転車）、一息ついてから駐車場に出向いた。
とりあえず車はそこにあって、破壊された様子もなかった。

車の状態の確認は後回しにして、駐車場の近所の家に謝って回った。
住宅地のど真ん中にある駐車場なので、何件回ったらいいのか分からんかった。
とりあえず、駐車場と同じ筋、向かいの筋、裏側の筋の前後３件に謝った。
こういうのは全く不慣れで、最初の２件は自分でも何を謝ってるのか分からないような謝り方だった。
もう一度やり直したい。今となってはもう遅い。。。


一通り回ってきて落ち着いたので、問題の車の状態を確認することにした。
・・・バッテリーもう駄目なんだろうなーーーーエンジン掛からんだろうなーー
バッテリー交換かーーー高いなーーーーと思いながら、キーをひねるとエンジンがかかった。
？？？　どないなってるねん。。
クラクションは、ボタンを押しても音が出なくなっていた。長時間鳴り続けて壊れたのかな・・・
いつもは自分で弄るけど、今回だけはディーラーでよーく点検してもらって、今後絶対にこんなことにならないようにしよう。



あーイヤだ。なんかすごくイヤだ。
何がイヤかって、こういう時のために大事に育てておいた乳毛が無くなっているのだ。
長い乳毛がないと、悪い運気を変えることができない。
すごく悪い予感がする。
打つ手が無い。

これはマズイ。