かわのぼうし

そんな防具がドラクエのアイテムに有ったような気が・・・

少し前に、電車の中で帽子を忘れた。
麻でできていてかなり気に入っていただけに、結構ショックだった。
代わりのものを探したけど、なかなかしっくり来るのが無い。。。。

無いならば
　作ってしまえ
　　ホトトギス　
　　　　　　　　　　　　　　　　by　もぐ

どうせなら、誰も持ってないような帽子を作ってやろうと思った！
綿とかの普通の素材ではありきたりすぎてつまらん。それに縫い物は嫌いじゃないけど得意でもない（帽子作る時点で、縫わないというのも結構ありえないかな。

・・・もっと何かハードな奴は。。。
ということで、素材は革に決めた。東急ハンズでハギレが安く買えるのを最近知った。

ハギレといってもかなり大きくて、全部あわせると服の1着でも作れるくらいの量を、2000円でおつりが来るくらいの値段で買える。帽子なら作りたい放題だ。



↑こんな感じのチューリップハットを革で作ります。


まず、頭の大きさを測ったり、計算したり、試作品をいくつか作ったりして、繋ぎ合わせるパーツの形を決める。

↑コレを必要な枚数だけ作って、あとで繋ぎ合わせる。



それぞれのパーツは革の紐を編みこんで繋げる。ハードに作るのがコンセプト。糸と針でちくちくとかはしない。

↑大き目の素材から、太さ5ミリくらいの紐を何本か作る。



必要なパーツを切り終えたところ




紐を通す穴をあけるのに、大体の目印になる線を書いておく。


因みに、作業用の机なので、かったーの痕などは気にしない。
全く気にしない。


線にそって紐を通す穴をあける。適当な工具が無かったので、手元にあった平ノミでザクザクあけた。
だいたい等間隔に、全てのパーツに同じ数の穴が必要なので、神経を使う、時間もかかる。失敗したくないところ。




んー、まあまあの出来かなー？



あけた穴は少し小さいので、ドライバーかなんかで広げてやる。




先に作っておいた紐には瞬間接着剤をしみこませて、先端を硬くしておく。
コレで紐を穴に通しやすくなって、作業性がかなり上がる。




穴の淵の部分とかを引きちぎったりしないように気をつけながら、それぞれのパーツを紐で編みこんでゆく。





↑１辺を繋ぎ終わったところ。




↑全部つなげるとこんな感じに。。。
因みにコレは裏側で、、、、


ひっくり返すと、

↑ホレ、このとおり♪
帽子の形になった。


しかし、よく見るとてっぺんに穴が開いていて、





↑指が通る。



そこで、余った革を適当に切り取って、穴をあけて、




てっぺんを塞ぐことにした。





でーきあーがりー

糸も針も一切使わずに、帽子ができました。
こわれても直せるし、そもそも革なので結構丈夫だと思う。


どう？




アヤシイ？