あたたかい

ゲレンデで転倒し、腕を負傷した。

素敵な人を含め、友達4人で岐阜に行った。
油断した。
後ろから転倒して腕を地面についてしまった。
脱臼して、腕がありえない形になっていた。

パトロール隊や病院の方も含め、皆に本当に優しくしてもらった。
嬉しくて仕方が無い。

素敵な人はニット帽の代わりに、動物の被り物を被っていた。
負傷してすぐに、素敵な人はパトロール隊を呼びに、下まで降りてくれた。
被り物を被ったまま、大慌てで半分パニックになりながら事務所に駆け込み、
パトロール隊員に「落ち着いてください」と言われたそうだ。
その後も、処置が終わるまでずっと、素敵な人は被り物を被ったままだった。
気が動転していたんだろう。可愛すぎて癒された。

医療関係のＹは、パトロール隊が到着するまで一緒にいてくれて、冷静に対応してくれた。
とても心強かった。

スポーツ万能のＧは、病院の待合で横に居てくれた。
車の運転も引き受けてくれて、本当に有りがたかった。

午前中早々にゲレンデを下り、病院で応急処置を受けて、寄り道をしながらゆっくり帰った。
途中、素敵な人と車の中で二人きりになる時間があった。
色々話しているうちに、いつの間にかやんわりと告白してしまっていた。
予想通り、向こうには思い人がいるとのことだった。
それでも、一度二人で遊んでみて楽しければ、それも良いよなということで、
具体的に、デートの日取りが決まった。
こっちは怪我で車を運転できないので、向こうが車で迎えに来てくれるとか・・・
良いんだか悪いんだか、まあ、今更遠慮するような仲でもないし、良かったか。

とにかく、、、
今回の怪我は、友達や家族にとって随分迷惑なことだし、
仕事にもかなり支障がある。
たぶん気が緩んでいたのだろう。
しっかりせねば。