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長期連休が取れなかったので、今年は高知への帰省(?)は無し。
自分の誕生日祝いにちょうど良い機会なので、ロードスターのラジエターを交換した。
どうやって良いか全然分からず、ずいぶん調べたので、もし誰かが同じ作業をするときのために、参考になればと思って。。。
12年12万キロなので、ホースも含めそろそろ破裂してもおかしくないみたいなので換えました。
なにやらエンジンルームから、クーラントの甘いにおいもしてたし。
いくら保証で無償修理できるといっても、出先でオーバーヒートしてお不動様・・・とか最悪なので。
結局お金かかるねー
せっかくなので純正品ではなく、性能の良い強化品にした。
部品はマルハモータースさんから、ホースとのセット品で購入。
http://www.maruhamotors.co.jp/
わーい、部品がいっぱい♪
交換した部品は、、、
・ラジエタ
・アッパーホース
・ロアホース(エンジン側
・ロアホース(ラジエタ側
・ロアパイプ
・ヒーターホース(OUT側
・サーモスタット
・ラジエタキャップ
・エンジン背面からオイルクーラーに繋がるホース(セットとは別
・エンジン正面のL字になってるバイパスホース(セットとは別
まずはー、、
作業中にクーラントまみれになるのがイヤだったので、ラジエタ~エンジン内のクーラントを真水に置き換えます。
水道が確保できる自宅前の道路で作業。
スロープで持ち上げて
ドレンコックを+ドライバで外して、
じょんじょろり~ん、、じょろじょろ~
トレイに排出、クーラントはこんな色
見事にこぼしてます。先が思いやられる。
因みに、クーラントの主成分であるエチレングリコールは有毒物質なので、道に撒いたり下水に流してはいけません。
・・・。
こぼれたクーラントは、こっそり水をぶっ掛けてごまかしました。
トレイに受けられたクーラントは、廃油処理パックへ~
インテークパイプを外して、、サーモケースを開ける。
サーモスタットを取り外す。
理由はクーラント→水への置き換えを素早くするため。
張り付いたガスケットをスクレイパで剥ぎ取って、シール面を研磨、、
こんなもんかな?
こんなもんは指でなぞって、段差が無い程度まで均せたら良いでしょう。
人間の指先は意外と精密に出来ていて、数ミクロン程度の段差は感知できます。
ガスケットがシールするために必要な精度は出ていることでしょう。
さて、ラジエタ内のクーラントは抜いたけど、エンジン内にまだクーラントが残っているので、
このままサーモケースを閉じて流路を水で洗う。
サーモケースのガスケットは剥ぎ取ってしまった。新品のガスケットを使うのはもったいないので、、、
帽子を作ったときに余った、革のハギレを適当に切り抜いてガスケットにした。
ほんの数分間だけ耐えてくれれば良いのだ。
君ならできる。
配管類を一旦元に戻して~
ラジエタに水道水を注ぎます。
漏斗が必要なんだけど、ここで一工夫
2ℓのペットボトルに適当なOリングをはめ込んで、ラジエタの口からこぼれないようにした。
因みにこのOリング、フッ素ゴム製の航空機用。高級品です。(何自慢?
ホームセンターで売ってる水道用で十分です。職場のゴミ捨て場にはこれしか無かった。
このように取り付けて、水を注ぐ。
ラジエタが満水になったら、エンジンを掛ける。
30秒ほどアイドリングさせて、止める。
そして水を抜く。
抜いた水の色↓
同じ工程をもう1回
2回目~
3回目~
まだ若干濁ってたけど、めんどくさかったのでこれで終わり。
ドレンコックを閉めてラジエタに水を入れて、ラジエタキャップを閉めて、作業完了!
ここから先はラジエタの交換。
ジャッキアップするので道での作業は危険。
水道の無い駐車場での作業になるので、水を持ってゆく必要がある。
100均で買える袋水筒。テント暮らしや、水道の無い駐車場での洗車、作業等、かさばらないのに大容量。色々便利だ。
駐車場へ移動して、サクッとジャッキアップ。
ナナメになると作業しにくいと思い、今回は4輪とも上げた。
この車を買ってから、何度も何度もやってきていい加減慣れたけど、メンドクサイわー。
因みに、アスファルトの陥没を防ぐために、ジャッキとウマの下には鉄板を敷きます。
職場が工場で良かった(ゴミから漁ってきた)。鉄板とか買ったら高いもん。
アンダーカウル外して~
・・・。割れてるの、そろそろ新しいのに換えたいなぁ。
クーリングパネル外して~
水抜いて~
インテークパイプ外して~
アッパーホース外して~
ファンのカプラー外して~
↑コンデンサ用ファンのカプラーは、若干外すのに困ります。外し方が分かればスルッと外れる。
下にもぐり、ロアホース外して~
下側のボルトを2本外して~
・・・。写真だけ見ると、どこだか分からんね。。
上側のボルト2本外して~
ラジエタを引っこ抜く!
続いて、ホース類の取り外しにかかります
ヒーターホース外して~
交換はOUT側のみ。IN側は水温計取り付けのために、新しいホースにしているので。
ロアホース、パイプを外すけど、工具が入らないので。。
エアクリボックスを撤去
・・・よーしよしよし
今回一番苦労したのがこれ。
エンジン背面からオイルクーラに繋がるホース。(品番:BPE8-15-536 )
外すだけで3時間かかった。
インマニを外せばすぐだったと思うけど、ガスケットを注文してなかったし自信が無かったので、「何とかなるだろう」と思い手をつけたものの。。。
オイルクーラー側はインマニの死角になっていて何も見えず、ほとんど目隠し状態での作業でした。スペースも狭く、この状態ではやらないほうが賢いと思う。
とはいえ、外すためにプライヤでこじってみたり、カッターで切り込みを入れた時点で水が漏れてきたりしていたので、ここで失敗してしまうと、俺の車がお不動様になってしまう;;
作業中、何度舌打ちしたことか、何度あきらめようかと思ったか。。。。根性でなんとかしました。
新しいホースの取り付けは、それはそれでやや苦労した。
うまくいってよかった;;
この時点で、体が悲鳴をあげ始めていた。特に腰。
ぎっくり腰で痛めていたとはいえ、そりゃ3時間も中腰でいたら腰も痛くなるわ。
次の日は全身筋肉痛だった。
一通り部品を取り外して、すっきりしたエンジンルーム
せっかくなので、普段見えないところの掃除、錆取り等を楽しんだ。
車の下回りの風景
この空間が好きだ。
ここは何でかしら安心感があって、夏の暑い日とか、作業がひと段落して時間に余裕があれば、よくここで昼寝する。よく寝られる。
安心どころか本当は危険な場所。地震が来たら圧死確実ですな。
今日は時間的に余裕が無かったのでお昼ね休憩は無し。
さて一通り部品の取り外しが終わり、ここからは新しい部品の組み込み。
ヒーターホース付けて~
サーモスタットとガスケット付けて~
ロアホースとロアパイプを組んで、取り付けて~
んー新しい部品は輝きが違う
特に古いホースは、変色して弾力もなくなってた。
ホースクランプは使い回し。セット品には含まれていなかった。
古いラジエタについてた部品を新しいラジエタに移植する。
下が古いラジエタ。上が新しいラジエタ。
上側のボルトを通す、ゴムのブッシュ×2
下側の位置決め用のピン×2
Eリングはマイナスドライバで外す。Eリングは無くしたらラジコン屋さんで買えるかも。
最後にファンを移植
ラジエタASSYを車体に入れる・・・
絶対にラジエタのフィンを傷つけないように、細心の注意を払う。
うまく入れることができました。
上側のボルトを締めて~
ロアホースはめて~
下側のボルト締めて~
アッパーホースはめて~
その他配管類を元に戻して、完成!!
クーラントを入れます。
クーラントの原液を2ℓ。足りないので真水か希釈したクーラントを追加する。
ロードスターの冷却水の容量は6ℓなので、原液2ℓで濃度は33%。今回は原液2ℓ+40%希釈品を追加した。
結局、最終的な濃度はどれくらいか分からん。多分33~40パーセントの間だ。
漏斗を突き刺したまま、エア抜きのためにエンジンを始動させる
・・・。いきなり噴水とかなりませんように。。。
数分間アイドリングして、サーモスタットが開くとラジエタに水が回り始める。
漏斗のクーラントが吸い込まれてゆくので、ちょびちょび追加しながら様子を見ながら、アッパーホースをもみもみしてエア抜きをする。
んんー新しいホースはやわらかい。
エア抜きが終わったら、ラジエタキャップを閉めて作業完了!!!
・・・。さてと
文句言われないからって、散らかしすぎた。
片付けるのメンドクサイ。
朝6時に始めて、終わったのは12時間後の18時ごろだった。
プロは3時間で終わるらしい。すごいね。
これからもよろしく、相棒。
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心はじじい
体はオヤジ
もーだめだー!
限界じゃー!!!
・・・なんとかせねば。